女性にとって「可愛い」はとても使いやすい褒め言葉のひとつですよね。
日常生活の中で様々な物や人に対して、気軽に口にしているのではないでしょうか。
確かによく「可愛い〜」って言ってるかも。
動物や女性相手ならいいけど、男性はあまり言われたくないみたい。
え?褒めてるのに?
女性と男性では受け取り方が違うから、褒め方にも気をつけなきゃね。
女性がポジティブな気持ちで伝えた言葉が、男性にはネガティブな意味で受け取られてしまうことも。
せっかく相手の良さに気づいたのに、伝えられないなんてもったいない!
今回は「男性に“可愛い”と言うのがNGな理由」と「男性が言われて嬉しくない5つの言葉」をご紹介します。
男性心理を知って、これからの会話に役立ててください。
目次
男性に「可愛い」と言うのがNGな3つの理由
女性が「可愛い」と思う対象は幅広いです。
外見だけではなく、中身や仕草、物の様子まで非常に広い範囲をたった一言でカバーしてしまいます。
一方、男性からすると「可愛い」とは外見を指すことがほとんど。この大きな差が、お互いにニュアンスが伝わらない原因となっています。
男性に「可愛い」と言うのがNG な理由を知ることで、どういう褒め方が喜ばれるのか分かるはず!
言い方を変えるだけで、伝えたかった気持ちがまっすぐ届くようになりますよ。
理由1:「かっこいい」と言われたい
男性の多くは、力強くたくましい存在でいたいという思いを持っています。
好きな女性の前だと、特にその思いは強くなるでしょう。
時代錯誤に感じるかもしれませんが、本能的に男性は女性を「守るべき存在」として見ています。
女性を守る立場でありたい男性にとって「可愛い」と言われることは、まるで「頼りない」と言われたように、悪い意味で聞こえてしまうのです。
じゃあ、なんて言ったら喜んでもらえるの?
簡単よ!「かっこいい」って伝えてあげて!
女性は男性本人も気づいていないような細かい良さを見つけることが上手です。
しかし、男性にとってとても大切な“男のプライド”を尊重して、彼の可愛さはそっと心に留めておいてください。
その代わり、彼の男らしい部分を「かっこいい」と褒めることによって、それは最も喜ばれる言葉になるでしょう。
理由2:子供扱いされたくない
男性は、女性のように友人間で「可愛い」と言い合うことはありません。
そのため、自分に対して使われる言葉としては違和感を感じやすいです。
男性にとって「可愛い」と言われた記憶は、幼少期の頃がほとんどでしょう。
自身の体験から「可愛い」と言われると「子供扱い」と捉えてしまうのです。
そのため、男性の子供っぽい言動に対して「可愛い」と思った時も、言い方を変えて伝えることをオススメします。
「可愛い」ではなく「意外な一面が見れて嬉しい」と言い換えるだけで、子供扱いとは思われなくなりますよ。
理由3:劣等感を刺激する
男性は実は多くのコンプレックスを抱えているもの。
「もっと背が高かったら」「もっと筋肉がついていたら」と理想と現実のギャップを感じています。
女性からの「可愛い」は男性のコンプレックスを知らず知らずのうちに刺激してしまっているのです。
小柄な男の人に可愛いって言ったことがあるわ。
背が低いことを気にしていたら傷ついたかもね。
悪いことしちゃった…。
今日から気をつけましょう!
女性にとっては深い意味はなく言ったただけの「可愛い」という言葉が、相手の痛いところを突いてしまうことも。
外見だけではなく、大人しい性格などの内面的な部分でもコンプレックスは隠れています。
会話の中で、相手のことをよく知り、嫌な思いをさせないように気をつけることがコミュニケーションの第一歩です。
男性が言われて嬉しくない5つの言葉
「可愛い」と言われる以外にも、男性には言われて嬉しくない言葉があります。女性は悪気なく使ってしまいがちな言葉ばかり。
今までも褒めたつもりが相手を嫌な気持ちにさせてしまっていたかもしれません。
過去を振り返ってこれからに生かしてみましょう。
言葉1:「いい人だね」
「いい人」というワードは誰を相手にしても使いやすい褒め言葉ですよね。
だからこそ、言ったことがある女性も多いのではないでしょうか。
しかし、裏を返せば誰にでも使える特別感のない言葉。
男性には「当たり障りのない褒め言葉」として受け取られます。
いい人=友達止まり、恋愛対象外
こんな風に感じてしまうため、好意を寄せている相手には使わない方がいいでしょう。
距離を縮めたいなら、もっと具体的な褒め言葉を使うべき。
「◯◯って言ってくれて嬉しかった」「◯◯なところが頼りになるね」等、誰にでも当てはまる言い方ではなく、相手だけに向けた褒め方をすることで喜んでもらえます。
言葉2:「細くてうらやましい」
細く伸びた手足や引き締まったウエストは女性の憧れ。
男性は女性に比べて脂肪がつきにくく、男性アイドルには華奢な体型の人も多いです。
ダイエットに励む女性からすると、つい意識してうらやましく感じがち。
私も彼に対して「太らなくていいな」と言ってしまったことがあります。
しかし、彼の方は太りにくいことを気にして、毎日筋トレを頑張って筋肉をつけようと努力していたのです。
やはり、がっちりとした「男らしい体型」が憧れなのだと教えてもらいました
細いことは男性にとって長所にはならないこともあるので、褒める時には注意が必要です。
スタイルの良さを伝えたい時には「引き締まってるね」と言い換えてみてください。
それだけで男性側の受け取り方も変わるはずですよ。
言葉3:「真面目だね」
何かにコツコツと打ち込める人は魅力的に映ります。
好意を伝えたくて「真面目だね」と声をかけたつもりが、相手からは微妙な反応が返ってきてしまうことも。
男性にとって「真面目」と言われることは「面白みがない」という意味で受け取ってしまうからです。
真面目な性格を彼の良さとして伝えたいのなら、あなたの気持ちも一緒に伝えることで喜ばれる褒め言葉に変わります。
×「真面目に働いているね」
◯「真面目に働く姿が尊敬できて見習いたいな」
このように、真面目であることが魅力的なポイントになっていることを伝えることで、彼の印象もぐっと良くなります。
言葉4:「若いですね!」
「若い」という言葉を男性に対して使うのは、慎重になった方がいい場合が多いです。
女性であれば、いくつになっても若くみられたいという気持ちがあるかもしれません。
しかし、男性心理としては少し違います。「若い」ということは、男性にとってこんな意味を持ちます。
- 未熟である
- 子供っぽい
- ナメられている
女性の捉え方との違いに驚きますよね。
男性の服装や発想に対して「若い」と感じた時には「素敵だね」と相手のセンスを褒めるようにすることが大切。
相手をリスペクトする気持ちを忘れないようにしましょう。
言葉5:「一緒にいると楽だな」
「一緒にいると楽」だと言われた男性はどう感じるでしょうか。
もし相手があなたに好意を寄せていた場合、その言葉はとてもショックを与えてしまいます。
え?どうして?
あなたにはドキドキしないってことだからよ。
男性として意識されていないと思い込んで「脈なし」なんだと諦めてしまう可能性もあります。
男友達相手に言うのなら、喜んでもらえる言葉かもしれません。しかし、お付き合いを考えている相手にはNGな言葉です。
「一緒にいると楽」という言葉には「ずっと一緒にいられるくらい気が合う」という意味が含まれています。
男性に伝える時には、こちらを強調した方が喜ばれます。
「気が合うね」「一緒にいると楽しい」と伝えることで、あなたからの好意を感じられます。
恋を発展させる一言にもなるかもしれませんよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「男性に“可愛い”と言うのがNGな3つの理由」と「男性が言われて嬉しくない5つの言葉」を解説しました。
「男性に“可愛い”と言うのがNGな3つの理由」
- 「かっこいい」と言われたい
- 子供扱いされたくない
- 劣等感を刺激する
「男性が言われて嬉しくない5つの言葉」
- 「いい人だね」
- 「細くてうらやましい」
- 「真面目だよね」
- 「若いですね!」
- 「一緒にいると楽だな」
女性が思うよりもずっと、男性は繊細な生き物です。
プライドを傷つけてしまうと、せっかくの褒め言葉が相手を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。
男性は弱みを口に出すことが少なく、分かり辛いことも多いですが、相手を理解する努力が2人の距離を縮めてくれるはず。
言葉のパワーは大きいです。大切な相手には、本当に喜ばれる言葉を贈りたいですよね。
そんな時はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
安易な褒め言葉ばかり使わずに、相手にとって嬉しい一言を見つけてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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